▼投資の勉強
 

絶対やってはいけない事リスト

下記のリストは、投資を決定的に失敗させる可能性がある危険な行動です。
このサイトでは、これらの投資行動に反対しています。

 
 
勉強をせずに、投資をはじめる
できれば、投資を学ぶまでは投資をしない事をおすすめします。
もちろん、「まずは始めて、経験しながら学ぶ」という側面もありますが、そのような場合は、損失が大きくなった時に(必ずそのような時が訪れます)、投資をやめて2度とやらない可能性が高いからです。
投資の勉強をきちんとする事で、投資を成功させる確率を上げ、さらに、市場の下落時にパニックになることを防ぎます。パニックになると、「安値で売って、高値で買い戻す」パターンにはまります。
→関連コンテンツ・・「投資のはじめ方」へ
借金をして投資をする
銀行や消費者金融でお金を借りて投資をする人は少ないでしょうが、株などを担保に資金を借りて売買したり、元手資金の何倍もの資金で売買する信用取引、証拠金取引も、「借金をして投資をする」ことと同じです。
いずれも、投資対象の価値が上がっている時は良いのですが、下落時には、自己資金(お金を借りる前の資金)以上の損失が発生し、借りたお金すら返せなくなる可能性があります。 株など資産の下落は、一時的には必ず起きるので、投資で借金を抱える可能性がある投資方法はとても危険なのです。
市場が好況な時ほど誘惑が多く、注意が必要です。
実際に、2008年の金融危機まで、自己資金の約30倍もの借入れをして巨額の投資利益をあげていた米国の投資銀行などは、金融危機時の下落で壊滅しました。
「○○に必要なお金」で投資をする
最低でも5年以内に使う目的が決まっているお金で投資すると、元本割れしたまま投資が強制終了する可能性があります。
投資は長期間投資するほど、元本割れするリスクが小さくなりますが、数ヶ月~数年の短期間では、大きく下落する事があります。大きな下落があっても、さらに10年投資をすれば、回復する確率は格段に上がりますが、その間に資金を引き出す必要が出たら、回復を待たずして投資を終わらせるしかありません。
利用目的が決まっているお金でも、(最悪)使うタイミングをずらせるようなお金なら良いのですが、日々の生活のお金や、退職後の生活資金、子どもの入学金、住宅ローンの返済金、手術・介護のお金などを投資に回すことは危険です。
最低でも5年(できれば10年)は投資できるお金で投資する事をおすすめします。
 
     


 

できればやらない事リスト

下記のリストは、投資で成功する確率を下げてしまう行動です。
これらは投資を失敗させるものではありませんが、できるだけ避けたい行動です。

 
 
値上がり益を現金化する
株など資産の値上がり分を売却して現金化してしまうと、複利効果が得られません。複利効果は、投資で成功する確率(=元本割れせず利益を出す)を高めるための重要な要素です。
→関連コンテンツ・・「投資でやるべき事 複利の力を活かす」へ
配当金を使う
配当(や利息)が出た時に、再投資しないで使ってしまうと、複利効果が得られません。
配当を再投資する場合と、しない場合では、将来得られる利益に大きな差があり、運用期間が長ければ長いほど、その差は広がります。
→関連コンテンツ・・「投資でやるべき事 複利の力を活かす」へ
短期間で成果を求める
短期間(数ヶ月~数年)の投資では、十分な複利効果が得られません。また、暴落時の回復を待つことができません。過去の事例では、長期間(10年~)運用するほど、大きな下落に対して回復する可能性が高まります。
→関連コンテンツ・・「投資でやるべき事 長期投資をする」へ
頻繁に売買する
投資商品(や銘柄)を頻繁に売買することは、資産を減らすことになります。
売買にはその都度、売買コストが必要となり、直接的に資産を減らします。また、資産を売却する際に(含み益があれば)課税され、本来なら複利効果で増えるはずの資産が、税金分だけ減ることになります。
→関連コンテンツ・・「投資でやるべき事 長期投資をする」へ
特定の銘柄に一点集中する
特定の銘柄(もしくは資産)にのみ一点集中して、「(ヒットより)ホームランを狙う投資」をすると、投資の途中で損失を抱えたまま強制終了する可能性が高まります。
→関連コンテンツ・・「投資でやるべき事 分散投資をする」へ
インデックス投資をまったくしない
インデックス投資とは、日経平均や、ダウ平均のような株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法のことです。 そして、インデックス投資の最大のメリットは「少ない資金で、手間無く、かつ低コストで分散投資を実現できる」ことです。
分散投資は投資の勝率を上げる重要な要素です。
→関連コンテンツ・・「インデックス投資のはじめ方」へ
 
     
以上の内容は、すべて「投資の勉強」コンテンツをまとめたものです。
詳しく知りたい方は、ぜひ「基本編」から順番にご覧ください。
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