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インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法のことです。
例えば、日経平均が5%上昇したら、自分の資産も同じく5%上昇するような投資方法です。
具体的に投資する際には、インデックスと同じ値動きをするよう設計された投資商品(投資信託・ETF)を購入することになります。これらの投資商品には「インデックス投信」および「ETF」があり、総称して「インデックス・ファンド」と呼ばれています。
現在、世界には1万種類以上のインデックスがあり、日経平均のような株式の市場動向を示すインデックス以外にも、債券、不動産、商品などの市場動向を示すインデックスもあります。
また、それらと連動するインデックス・ファンドも多数あります。(2024/1現在、日本では1,500本以上のインデックス・ファンドがあります)
資産の種類 | インデックス例 | インデックスを構成している銘柄 |
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日本株式 | 日経平均株価 | 日本企業を代表する大型225社 |
TOPIX | 旧東証1部上場の銘柄(約2,100社) | |
外国株式 | S&P 500 | 米国企業を代表する大型500社 |
ダウ平均 | 米国企業を代表する大型25社 | |
NASDAQ | 米新興市場NASDAQ上場の全銘柄 | |
MSCI コクサイ・インデックス | 日本以外の先進国(22か国)の主要銘柄 | |
MSCI エマージング・マーケット・インデックス | 中国やインドなど新興国(25か国)の主要銘柄 | |
日本債券 | NOMURA-BPI 総合指数 | 国債や社債など日本債券の主要銘柄 |
外国債券 | FTSE 世界国債インデックス | 先進国(23か国)の国債 |
日本不動産 | 東証REIT指数 | 東証に上場する全てのJ-REIT銘柄(約60銘柄) |
外国不動産 | S&P 先進国REIT指数 | 先進国(26か国)の主要REIT銘柄 |
コモディティ (商品) |
S&P GSCI 商品指数 | 原油、金、小麦など24種類の商品先物 |
(2024/1時点)
インデックス投資における重要なポイントは「インデックス選び」です。
なぜなら、インデックス投資による投資収益(リターン)は、どんなインデックスに投資するかによって決まるからです。
日本株式を代表するインデックスなら、日経平均やTOPIXがあり、それぞれリターン水準は異なります。同じ資産分類でも、通常は複数のインデックスが存在し、それぞれリターン水準が異なります。
これは、インデックスを作っている会社が多数あり、同じ日本株式でも、インデックスに組み入れている銘柄が異なるためです。
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