▼投資の勉強

世界標準の投資法

はじめに・・

ここで紹介する「世界標準の投資法」を実践するには、専用のツール(ソフトウェア)が必要となります。
現在、そのツールはプロ向けの高価なものしかなく、(残念ながら)個人投資家向けの安くて手軽に使えるツールは存在していません。ただ、下記の2つの理由から、個人投資家向けにこのコーナーを用意しました。

  • プロのようにツールを使わなくても、ある程度、近いことはできる
  • 今後、プロ向けのツールが個人でも利用できるようになっていく

後者に関しては希望的観測ですが、米国の例を見ると、日本でも実現が期待できます。
できればこのサイトにおいて、そのような個人投資家向けのツールを提供したいと考えています。

2010年4月より、当サイトにて「資産配分ツール」を提供開始しました。
プロ仕様!とまではいきませんが、少しでも「世界標準の投資法」の実践に役立つツールになればと期待しています。

→資産配分ツールはこちら

世界標準の投資法とは

世界には様々な投資法がありますが、その中で最も支持され、多くの機関投資家が採用している投資方法があります。いわゆる「投資の王道、世界標準の投資法」ともいう方法です。

ノーベル賞を受賞した投資方法
ここで紹介する内容は「現代ポートフォリオ理論(MPT:Modern portfolio theory)」と呼ばれており、1990年にノーベル経済学賞を受賞した米国のハリー・マーコビッツ氏が1952年に発表した「ポートフォリオ選択論(Portfolio Selection)」という論文が基礎となっています。
その内容は1冊の本が書けるほど豊富なので、ぜひご自身で勉強してみてください。ここではエッセンスのみ提供したいと思います。

最初に、この投資法の核となる2つの重要なポイントをまとめます。

(2つの重要なポイント)
  • どの資産にいくら投資するかを決める (=資産配分を決める)
  • 投資したら、定期的に当初の資産配分に戻す (=リバランスをする)

「世界標準の投資法」を学ぶ

それでは、上記の2つのポイントを中心に、詳しい内容を見ていきましょう。
ゼロから学びたい方は、上から順番にご覧ください。