|
|
||||||||||
第五回 世界のインデックスにはどんなものがある?
myINDEXサイトをご覧の皆様、こんにちは!
マネックス・ユニバーシティの内藤です。 今まで、日経平均、TOPIXなど日本株のインデックスを使って話をしてきましたが、実は世界中の市場に様々なインデックスが存在しています。 myINDEXのサイトでは、世界の3,000以上のインデックスを紹介しています。これだけたくさんあると、どれを使えば良いのかわからなくなってしまいそうですが、分類の基準を知っておくと、すっきり整理できます。 例えば、投資対象によって分類すれば、株式、債券、不動産、コモディティなどに分けられます。投資地域で分ければ、先進国、新興国、という分類、あるいは、アジア、南米といったエリアによる分類も可能です。さらに、もっと細かく、特定の国ごとに分類する方法もあります。 また、どの通貨で計算されているかも重要です。 ドル建てのものもあれば円建てのものもあります。日本の投資家であればリターンの計算をするのには円建てのインデックスを使った方が便利ですね。
■分類例
外国株式のインデックスで有名なのは、「MSCI コクサイ・インデックス」と「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」です。前者は先進国の株式市場のインデックス、後者は新興国の株式市場のインデックスです。 この2つのインデックスに、TOPIXや日経平均を合わせれば、世界中の主要国のインデックスをカバーできることになります。 株式だけではなく、債券や不動産(REIT)も、同じようにインデックスを組み合わせれば、世界のほとんどの市場をカバーするインデックス投資が可能になります。 これがグローバル分散投資です。 インデックスを使った運用なら、どの銘柄を買えば値上がりするか、という個別銘柄選択ではなく、市場全体に資産を分散させ、市場全体の価値の増大からリターンを得る投資ができるようになります。 市場の成長を前提に、長期で投資成果を狙うのに向いた方法と言えます。 <まとめ>
(更新:2011年2月)
コラム一覧 ( 目次へ )
|
||||||||||
~さらに勉強されたい方は、内藤忍さんの著書をぜひご覧ください。
ホームへ | ゲストメニュー | ユーザー限定メニュー | サイトについて | お問い合わせ |
---|---|---|---|---|