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第四回 インデックスにも色々問題がある
myINDEXサイトをご覧の皆様、新年おめでとうございます!
マネックス・ユニバーシティの内藤です。 本年もこの『インデックス投資塾』をどうぞよろしくお願いいたします。 さて、今まで、インデックス運用が特に投資初心者の方に向いた投資手法であることを説明してきましたが、今回はインデックスの問題について考えてみたいと思います。 自分で銘柄を選んでも簡単には市場の平均に勝つことができない、というのがインデックス運用をおススメする一番大きな理由ですが、インデックスにもいくつかの問題があるのです。 例えば、日本株のインデックスとして代表的なのは日経平均ですが、この日経平均にもいくつかの問題があります。
同じ日本株のインデックスでもTOPIX(東証株価指数)は、構成銘柄が東証一部の全銘柄になっています。 日経平均よりは広い銘柄をカバーし、時価総額で計算され、銘柄の恣意的な入替えもありません。しかしTOPIXも完璧なインデックスとはいえません。 つまり世の中に存在するインデックスには、すべて何らかの問題があり、完璧なインデックスというのは存在しないのです。 だからと言って、インデックスを無視するわけにはいきません。 もしインデックスファンドで運用を始める場合、ファンド購入の前に、そのファンドが連動するインデックスの特徴、算出方法、構成銘柄などを確認しておくようにしましょう。 同じ投資対象でもインデックスが異なれば、違った運用成果になることがあるのです。 インデックス運用もやり方を間違えると、思わぬ落とし穴に陥ってしまうリスクがあるのです。 <まとめ>
(更新:2011年1月)
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